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October 08, 2004
毎年のことがちょっと残念
プロ野球のシーズン終盤,消化試合の風物詩.ファンとしてはいつもやりきれない残念な慣習.
【首位打者争いの広島・嶋、残り3試合欠場へ】
セ・リーグのシーズン最多安打記録192本まであと3安打と迫っている広島の嶋内野手が残り3試合を欠場することになった。嶋はここまで135試合すべてに出場し、打率.337で首位打者に立っている。残り6試合の横浜・佐伯は打率.327で追っている。嶋は「安打記録より首位打者を取りたい」と話し、最多安打にはこだわらないことを改めて表明した。
シーズン終盤の消化試合ともなってくると,各選手個人のタイトル争いが佳境を迎える.たかが個人の”数字”の優劣で一喜一憂できる楽しさは,ペナントレースとはまた別のプロ野球の醍醐味の一つであると私は感じている.
打者にとっての主要タイトルは,やはり”打率””本塁打””打点”であろう.どれも長いシーズンを通して各リーグの選手同士がしのぎを削りあって勝ち取る名誉である.しかしながらことに”打率”部門に関しては,市井のイチ野球ファンである私にちょっと”残念な”印象を与えることが少なくない.
広島と横浜の選手の首位打者争いといえば98年の前田選手と鈴木尚選手を思い出す.この2人の最終の打率差はたった2厘であった.こうなってくるとファンである私は両者の”マイクロの世界での闘い”を期待してしまう.しかしながら結局は両軍の監督が示し合わせて両者共に最後の試合に出場しなかったと記憶している.あの職人肌が魅力である堅物選手びいきの私は,もし最後の試合に前田が出場していたら,鈴木尚から逆転して首位打者を奪ったであろうとの空想をやめることは無い.逆に2002年のシーズン終盤の松井選手が3冠王を目指して福留選手と争った首位打者争いは最終戦まで手に汗握った.結果は逆転で福留が首位打者を獲得したものの,松井は五十嵐選手から当時日本人16年ぶり50号本塁打を放って,意地を見せた形となった.
今年の嶋選手と佐伯選手の争いは,そのどっちに転ぶやら.ファンとしては嶋選手に”ローズ越え”も期待している.何とか翻意してくれることを願うしだいである.
嶋選手といえば長い2軍生活を経て,今年ようやく花開いた選手.それなら今まではロクに出られなかった1軍の試合に,全試合出場できる名誉を意気に感じたらどうかと勧める.そしてローズの持つセ・リーグシーズン最多安打記録を更新してみたらよい.イチローみたいに.その上で首位打者を獲得すればいい.苦労人がなにを今さらセコイこと考えてんだってぇの!!
| October 8, 2004 09:19 PM |
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